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P?TISSERIE mimi × Have A Nicetime

P?TISSEIRE mimi

Have A Nicetime(以下HANt)は、自社(株式会社Nicetime)が運営するフランス洋菓子店「P?TISSERIE mimi」(以下mimi)の洋菓子の取り扱いをしています。

mimiでは、夫婦パティシエが丁寧に手作りした生ケーキ、焼き菓子、クッキー、Bean to Barチョコレートなどの洋菓子を店舗にて販売しております。洋菓子は、人生の記念日やお祝い事などを演出してくれる大切なアイテムの一つです。 そこでHANtのコンセプトである「日々の暮らしや遊びを、使い心地のよい商品とともに、快適に過ごす」ことを充実させるために、洋菓子をより楽しむためのお皿やカップ、コーヒーといった商品とのペアリングもご提案をする事にいたしました。これらの洋菓子とギフト商品を組み合わせたご提案を行うことで、ご家族や友人、親しい方たちと人生の大切な時間を過ごして頂くお手伝いをHANtで行っていきたいと考えます。

今回は、mimiのパティシエ深谷大佑、奈美夫妻、HANtの田中、中島に どのようなコラボレーションしていくかをインタビュー形式で紹介してもらいます。

ーまず始めに、4人の関係とmimiのオープンについて教えていただけますか?

田中:僕が株式会社Nicetimeへ入社して最初の仕事がmimiのクリエイティブディレクションでした。具体的には店舗のコンセプト設計やSNSの展開戦略、クリエイティブチームの立ち上げの他に開店から約2ヶ月間は、実際に店舗にも立ち、お手伝いさせていただきました。笑 僕と中島はアウトドア業界で長らく働いていて洋菓子業界で働く事自体未体験でしたが今までの店舗運営経験をもとにある程度の数字は見込んでいたものの正直、オープン2日間は、想像以上のお客様がいらっしゃって本当にびっくりしました。

中島:
自分は、運営フローの作成などでディレクションさせてもらい、田中さん同様に開店から約2ヶ月間は店舗にも立ち、運営フローの作成に役立たせて頂きました。オープン2日間は、最大で2時間待ちになるほどのお客様がいらっしゃって、店舗の立ち上げという貴重な経験をすることが出来ました。

大佑:ぼくは製菓学校を卒業して、見習いのパティシエになった頃から、将来は自分のお店を持ちたいと思っていて、いくつかのパティスリーで経験を積んできました。そして今年の1月に念願叶って株式会社Nicetimeより自身がトップパティシエとなったお店をオープンすることが出来ました。オープン当初は沢山のサポートありがとうございます。二人のおかげで、多くのケーキを販売する事ができ、お客様に喜んでいただけました。この業界で色々経験しきてた僕でもまさか、あんなに大勢のお客様がいらっしゃるなんて想像していませんでした。笑

奈美:その節はありがとうございました。ケーキが無くなるまで絶えずお客様がいらっしゃったので、本当にビックリしました。

ーお二人がmimiをオープンする時の想いやこだわりはどういう所だったのですか?

大佑:当然ですが、それぞれのパティスリーごとにこだわりがあって、同じケーキでも作り方は様々です。どれが正解というわけではありませんが、自分なりにこうしたらどうかな?ということをいつも考えながら腕を磨いていました。日本では、技術や経験を積んでいくに従って些細な疑問や理論の深堀りにも興味が出るようになってきました。結果としてお店を構える前に、本場フランスでMOFの称号を持つローランさんのお店での経験することで、これまで身につけてきた日本での経験や技術や考え方について相談することで納得できたことが、非常に大きな収穫でしたね。 些細なことでも理論や考え方について得た部分が基礎としてあるので、mimiでは、シンプルで分かりやすいケーキを中心に展開しています。

奈美:店舗も、かわいいケーキ屋さんというより、男性でも女性でも、年齢問わずお越しいただけるような雰囲気にしたかったので田中さんと相談して、家具や内装は岡崎にある「Caravan Furniture」、ロゴやショップカードなどビジュアル関係のアートディレクション&デザインをALLRAID incにお願いしました。長い間、飽きのこないシンプルでカッコイイ家具やロゴと私たちが丁寧に作るケーキについて、どこか通ずるところがあってお話を行く中でどんどんと店舗のイメージが出来上がっていきました。このまま、フランスで店舗を出しても遜色ない仕上がりでとても満足しています。

田中:僕らもオープンから約2ヶ月間手伝う中で、ケーキの持つ可能性を肌で感じることが出来ました。ケーキはただ美味しいということで無く、見た目でも人を笑顔にしますね。特に子供が喜んでいる顔を見ているとこちらも自然と笑顔になります。 ケーキを買いにいらっしゃるお客様は、何かしらイベントやお祝い事があって来られていることが多くて、どこかワクワクしている人が多いように思います。お茶会する為に購入いていただくお客様もいらっしゃいますし、誕生日のケーキを購入していただくお客様もいらっしゃいます。家族でケーキを囲んで誕生日などの記念日をお祝いすることって当たり前のような光景だけど、それぞれの人生では一生に一度の大切な時間なのだなということを改めて感じることができました。

大佑:今までは、パティスリーで勤めながらケーキを提供してきましたが、今回は自分達の店舗でケーキを買っていただいて、美味しいと言って頂けることが本当に嬉しくて、オープン当初は夫婦2人で作れる限界以上にケーキを作っていましたね。

中島:本当に、2人でこれだけのケーキが作れることに驚きました。そして、すべて丁寧に作っていることが素人の僕が見てもわかります。生ケーキやマカロンなどに限らす、クロワッサンといったパンも焼いていますし、チョコレートもビーントゥバーで作る。焼き菓子もどんどん焼いていますね。もう少し、どれかに絞ってもいいように思えるほどですね。笑

大佑:どれかに絞ったほうが、作る方も効率良く出来ますが、フランス洋菓子店としていろんなお客様の期待に応えられるよう、幅広く作っていきたいという思いがあります。僕らはコンクールで賞を獲ったわけではありませんし、有名なパティスリーでのシェフ経験もありません。ただ、地道に経験を積んできましたので、様々な洋菓子が作れる技術や経験を活かした洋菓子店を営んでいきたいと思っています。

奈美:今までは、パティシエとしてケーキを作ることを中心に経験を積んできましたが、実際にお店をオープンさせると、作ることと同じぐらい接客や販売も大切だと痛感しました。私たちが作りたいケーキを作るだけではお店は成り立ちません。 お客様へ作り手の想いやこだわりを伝える為にどうすれば良いかを考えています。店頭ではできる限りお伝えするようにしていますが、伝えきれない部分を、HPやSNSをうまく活用することで、お伝えできればと思っています。

ーインスタグラムなどのSNSを頻繁にアップされていますよね?そのあたりも意識してでしょうか?

大佑:はい、mimiにとってSNSは非常に大きな役割を担っています。私たちは、お客様とのつながりを大切にしながら、丁寧なケーキ作りを行っていきたいと思っています。少しでもお客様に私たちの思いが伝わればと思い、継続的に更新しています。お客様からのコメントも参考や励みになりますね。フォロワーさんもどんどん増えていますので、このまま発信し続けていきたいと考えています。

田中:地域に愛される店舗づくりというコンセプトが、SNSとの相性が非常に良かったと思います。もちろん、美味しいケーキを提供できていることも大切ですが、単純に美味しいということだけでなく、どんなこだわりや想いがあるかを一緒に届けることを通じて、お客様と双方のコミュニケーションを続けていることが、更に親しみを持っていただいている様に感じます。このままmimiのファンを増やせていけるような店舗運営をし続けていけば、自然とケーキの販売につながっていくでしょうね。


ーHANtの2人からピクニックシーンの提案について相談したときどう思いました?

大佑:ケーキって家で楽しむものだと思っていましたから正直、びっくりしましたね。ですが、大府市にある健康の森という大きな公園にピクニックにスタッフと一緒に行って「こんなに気持ちの良いケーキの楽しみ方があるんだな」と実感しましたね。パンやチーズ、オリーブオイルなどを持ち込んでサンドイッチを食べたり、豆から挽いてコーヒーを飲んだり、フィナンシェやマドレーヌを食べたりして、メンバーとは仕事中では話せないようなリラックスした内容の話をして過ごせましたね。 初めてピクニックをしたというスタッフもいましたし、ピクニックって身近な遊びのようで、経験無い方も少なくないのではないかな?と思います。ピクニックグッズで、機能とデザインの両立したモノって、どこで揃えていいかもわからないかもしれませんね。お二人が用意してくれたレジャーシートや保冷バッグ、テーブルとかってなかなか取り揃えてあるところがないですよね?

中島:確かに、ピクニック用品と言うとホームセンターなどで安く買えるデザインはそれほど重視していないモノか、雑貨屋などでデザインは可愛いけれど、あまり機能性が備わって無いモノが多いかもしれませんね。 アウトドア製品は、保冷性能が優れていたり、軽量だったり、耐久性があり永く使えるものが多い。あとは、お洒落で格好良いモノも多いですね。ピクニックには本格的で専門的な道具はそこまで無くても楽しめるので、その辺りのライトに楽しめる商品をHANtでも紹介できればと思っています。そこからアウトドアに興味を持ってもらえるとなお嬉しいですね。

田中: 実際に店頭に立って感じた事ですが、ケーキや洋菓子を家の中だけではなく、公園や外で楽しめる機会があるとさらに素敵だなと思いました。そこで、新しいピクニックシーンの提案ができるのではと思い、mimiとのコラボレーションをお願いしました。外で楽しむためのカトラリーや水筒、保冷バッグ、ワイングラスなどは、アウトドア業界での経験を活かし、機能性も持ち合わせた商品セレクトを行うことで、性別や年代も関係なく長く使い続けられるようなラインナップを展開する予定です。

奈美:可愛い柄の入った紙のような生地のレジャーシートを用意してもらってましたよね?

中島:タイベックという生地を使用したピクニック用のレジャーシートをオリジナル商品で作りました。これは元々、建設資材として防水・遮熱に使用されていたり、防護服としても利用されている素材です。見た目や触り心地は、紙の様な素材なのに、防水で破れにくく、その軽さと耐久性から最近はトートバッグや財布などとしても使われていますし、アウトドアの世界でもよく使われています。レジャーシートとしても何度も使うことができて、使い込んでいくとだんだん柔らかくなってきます。そんな経年変化も楽しんでもらいたいですね。今後は、このシート使って、焼き菓子やチョコレートを入れて持ち運べるポーチやバッグなどを作りたいと思っています。

奈美:いいですね!是非、mimiのケーキやお菓子のオリジナルデザインでもレジャーシートを作ってくださいね。笑

中島:もちろんです!笑 mimiで販売しているクリーンカンティーンの水筒と一緒に使ってほしいですね!


ー初のトレイルランニングにも行かれたようですがどうでしたか?

奈美:ピクニックも楽しかったのですが、先日初めてトレイルランに誘ってもらいました。登山経験が数回の私たちでも十分に楽しめました。

田中:そうですね。トレイルランって、フルマラソンと違って常に走り続けるというよりも、登りはゆっくり、平地や下り坂など走れるところを走ってという感じのスポーツです。平坦なコースでないので、アドベンチャーの要素が強く景色もダイナミックに変化するのでワクワクしながら走れますね。

大佑:競技の時間も長いので、エネルギー補給を行うことが大切だということも走ってみて痛感しました。そこで、チョコレートや焼き菓子などのカロリーの高いものを食べていることも、パティシエから見るととても新鮮な感じです。ケーキやお菓子って間食として食べられていると思っていましたが、エネルギー源として扱われているなんて、改めてケーキの可能性ってまだまだあるんだなと思いました。非常に良い経験をさせてもらいました。

ー実際に走った経験から行動食に対して新しい考え方や発見はありましたか?

奈美:はい、パティシエって美味しさの追求については貪欲に突き詰めていくのですが、栄養学や身体への負担についての知見はそれほど持ち合わせてない現状があります。mimiでは店舗でカカオ豆の状態から選定、焙煎、コンチング、成形を行った自家製チョコレートを作っています。ここには、カカオ豆以外には砂糖とカカオバターしか入っていません。素材からこだわって安心して食べてもらえるケーキやチョコレートを作りたいと思い、試行錯誤しながら作っています。カカオはポリフェノールが多く含まれていて身体に良い食べ物です。これに加える砂糖は、三井製糖から販売されているパラチノースという天然甘味料を使っています。これは、砂糖に比べて血糖が上がりにくく吸収が腸でゆっくり行われるためカロリーは砂糖と変わりませんが、身体の負担は軽減され、太りにくく腹持ちが良い特徴があります。
今は、カロリーオフというよりもゆっくり吸収するという意味のスローカロリーという考えが広がりつつあります。 おかげさまで、当店のクラフトチョコレートも徐々に販売数が伸びております。これもお客様の健康意識の高まりによるものだと思います。私たちパティシエも、美味しさはもちろんのこと、健康にも配慮したケーキ作りが求められる様になると思っています。
トレイルランや登山といったカロリーを求めている方にも、新しいケーキを提案していきたいと思うようになりました。

田中:7月のトレランのレースでは、試作した行動食を持って走りました。僕も食べてみましたが、とても美味しくエネルギー補給でき、良い試作品ができたと思っています。おかげで出場者全員45km、80kmそれぞれ完走できました。笑

また改良点もいくつか見つかったので、報告させてもらいました。

大佑:そうですね。いくつか改良点を伺ったので、改善して販売できるようにしたいですね。そのときは改めて報告させていただきますね。HANtとmimiのコラボ商品として早く販売したいですね。

田中:はい、楽しみにしています。

ー今後のHANt × mimiの展開を教えてください

田中:まずは、HANtでmimiの焼菓子セットやチョコレートを販売していきます。今後もピクニックシーンやギフト、さらにエネルギー補給としての洋菓子などを一緒に提案していければと思っています。

大佑:そうですね。お客様に喜んでいただける洋菓子を今後も作り続けていきたいですね。そして新しい分野に挑戦していきながら洋菓子の可能性を広げていきたいと思います。今度ともよろしくお願いします。

 

・P?TISSERIE mimiのギフトセットはこちら
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<P?TISSERIE mimi>


パティシエ
深谷 大佑 / 深谷 奈美
名古屋製菓専門学校を卒業後、名古屋市内の有名店で8年間勤務。結婚後に夫婦で渡仏。フランス.パリ13区のM.O.F(フランス最優秀職人章)を持つローラン・デュシェーヌ氏の元に夫婦で修行。帰国後に、愛知県大府市柊山町に念願のフランス洋菓子店をオープン。
http://patisseriemimi.jp/

 

<Hace A Nicetime>


田中紘一(Koichi Tanaka)アウトドア業界で約9年間、バイヤーとして約50社のメーカーから数万点の商品をセレクトしアウトドア専門ECサイトで販売を行う。Have A Nicetimeでは、クリエイティブディレクター兼バイヤーとして参画。


中島享(Susumu Nakajima)田中とともにアウトドア専門のセレクトショップで、ECサイトの運営ディレクションを中心に活躍。Have A Nicetimeでは、運営からバイイング、商品企画、撮影、プロモーション等と幅広く従事。

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